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糖尿病

神奈川県川崎市麻生区片平にあるマチカド総合クリニックでは、糖尿病の早期発見と継続的な治療に力を入れています。栗平駅から徒歩9分の場所にあり、お車でも来院しやすいよう駐車場を完備しております。私たちは「どの科にかかればいいかわからない」という患者さんの不安に寄り添う総合診療を大切にしており、糖尿病のような長期的な管理が必要な疾患についても、救急専門医としての視点を活かして合併症の予防に全力を尽くしています。平日は夜21時まで、土日祝日も診療を行っておりますので、お仕事帰りや休日を利用して無理なく通院を続けていただけます。当院ではCTなどの高度な画像診断装置を完備しており、糖尿病に関連して起こりやすい脳や心臓の病変も迅速に診断できる体制を整えています。地域の皆様が健やかな毎日を送れるよう、ご家族全員で通えるファミリークリニックとしてサポートいたします。

糖尿病の症状について

糖尿病の恐ろしい点は、初期段階では自覚症状がほとんど現れないことです。しかし、血糖値がかなり高い状態が続くと、体は過剰な糖分を尿として排出しようとするため、特徴的なサインが現れ始めます。私たちは、患者さんが日々の生活の中で感じる些細な変化を見逃さないことが重要だと考えています。以下のような症状に心当たりがある場合は、早めの受診をお勧めします。

喉の渇きと多尿

血液中の糖濃度が高くなると、体はそれを薄めようとして水分を欲します。その結果、非常に喉が渇き、水分を多く摂るようになります。また、過剰な糖分を水分と一緒に尿として排出するため、トイレの回数や尿の量が増える「多尿」が見られるようになります。夜間に何度もトイレに起きるようになるのも一つのサインです。

体重の減少と疲れやすさ

インスリンというホルモンが十分に働かなくなると、血液中の糖分をエネルギーとしてうまく利用できなくなります。代わりのエネルギー源として、体に蓄えられた脂肪や筋肉のタンパク質が分解されてしまうため、食べているのに体重が減っていくことがあります。また、エネルギー不足から常に体がだるく、疲れやすいと感じるようになります。

その他の自覚症状

高血糖の状態が続くと、全身に様々な影響が及びます。代表的な症状として、以下のようなものが挙げられます。

  • 手足の先がピリピリとしびれたり、感覚が鈍くなったりする。
  • 目がかすんで見える、視力が落ちたように感じる。
  • 切り傷や化膿した部位の治りが遅くなる。
  • 皮膚がかゆい、乾燥しやすい。

これらの症状が出ている場合は、すでに合併症が進行している可能性もあります。少しでも気になることがあれば、当院の内科までお気軽にご相談ください。

一般的な症状の詳細については「一般的な内科の病気」のページを参照してください。

糖尿病の原因について

糖尿病は、血液中の糖(血糖)を細胞に取り込んでエネルギーに変える「インスリン」というホルモンの分泌が不足したり、働きが悪くなったりすることで起こります。原因は大きく分けて、遺伝的な要因と生活習慣による要因の二つが密接に関係しています。栗平駅周辺にお住まいの皆様のライフスタイルに合わせ、原因を一緒に探っていきましょう。

インスリンの分泌低下と抵抗性

すい臓から分泌されるインスリンの量が減ってしまう「分泌低下」と、インスリンは出ているのに細胞がうまく反応しない「抵抗性」があります。抵抗性の主な原因は、肥満や運動不足です。内臓脂肪が蓄積すると、インスリンの働きを妨げる物質が分泌され、血糖値が下がりにくくなってしまいます。

乱れた食生活と運動不足

現代の食生活では、高カロリー、高脂肪の食事や、糖分の多い飲み物を摂取する機会が増えています。過剰な摂取はすい臓に負担をかけ、インスリンの働きを疲弊させます。また、運動不足は筋肉での糖消費を減らし、肥満を助長するため、糖尿病を発症させる大きなリスク因子となります。

ストレスと睡眠不足

意外かもしれませんが、精神的なストレスや睡眠不足も血糖値に影響を与えます。強いストレスを感じると、体は血糖値を上昇させるホルモンを分泌します。また、睡眠が不十分だと食欲を抑えるホルモンが減り、逆に食欲を高めるホルモンが増えるため、結果として過食を招き、糖尿病を悪化させる原因になります。

生活習慣病との関連については「生活習慣病について」のページを参照してください。

糖尿病の病気の種類について

糖尿病にはいくつかの種類があり、それぞれ発症のメカニズムや治療のアプローチが異なります。ご自身のタイプを正しく知ることが、適切な管理の第一歩です。

2型糖尿病

日本人の糖尿病患者さんの約9割以上がこのタイプです。遺伝的な体質に、過食、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣が重なって発症します。中高年に多いのが特徴ですが、近年では食生活の変化により若い世代でも増えています。当院では、この2型糖尿病の早期治療と合併症予防に注力しています。

1型糖尿病

すい臓の細胞が壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなるタイプです。生活習慣とは関係なく、自己免疫の異常やウイルス感染などがきっかけで急激に発症することが多いです。子どもの頃や若い世代に多く見られますが、成人してから発症する場合もあります。生きていくためにインスリン注射による補充が欠かせません。

妊娠糖尿病

妊娠中に初めて発見された糖代謝の異常を指します。胎盤から分泌されるホルモンの影響でインスリンが効きにくくなることが原因です。出産後に正常に戻ることが多いですが、将来的に2型糖尿病へ移行するリスクが高いため、定期的なフォローアップが重要です。

その他の特定の原因による糖尿病

遺伝子の異常や、他の病気(すい臓の病気、肝臓の病気、内分泌疾患など)、あるいは薬の副作用(ステロイド剤など)によって血糖値が上昇するタイプです。私たちは、CT検査などの院内設備を駆使して、背後に隠れた病気がないかを慎重に診断します。

糖尿病の治療法について

糖尿病治療の最終的な目的は、血糖値を正常に保つことで、将来起こりうる恐ろしい合併症を防ぎ、健康な人と変わらない生活の質を維持することです。私たちは、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる治療プランを提案します。

食事療法

治療の基盤となるのが食事です。単に「甘いものを控える」だけでなく、栄養バランスを考え、適正なエネルギー量を摂取することが大切です。当院では、極端な制限ではなく、日常生活で取り入れやすい工夫をアドバイスしています。よく噛んで食べる、野菜から食べる(ベジタブルファースト)などの小さな積み重ねが、血糖値の安定につながります。

運動療法

運動は筋肉での糖の利用を促進し、インスリンの働きを高める効果があります。ウォーキングなどの有酸素運動を1日20分から30分程度、週に3回以上行うのが理想的です。無理に激しい運動をする必要はありません。栗平駅周辺の散歩など、続けやすいものから始めましょう。ただし、合併症がある方は内容の調整が必要ですので必ず医師にご相談ください。

薬物療法

食事と運動だけでは血糖コントロールが不十分な場合、お薬を使用します。近年では、非常に多くの選択肢が増えています。

  • インスリンの分泌を促すお薬
  • インスリンの効きを良くするお薬(抵抗性改善)
  • 糖の吸収を遅らせる、あるいは尿から糖を出すお薬
  • GLP-1受容体作動薬(注射製剤や、飲み薬のリベルサスなど)
  • GIP/GLP-1受容体作動薬(マンジャロなど)

特に新しいタイプのお薬は、血糖値を下げるだけでなく、体重減少効果や心臓・腎臓への保護作用が期待できるものもあります。お薬の詳細については以下のページも参考にしてください。

リベルサスの詳細については「リベルサス」のページを参照してください。

マンジャロの詳細については「マンジャロ」のページを参照してください。

糖尿病の検査と費用について

糖尿病の診断やコントロール状態の確認には、血液検査と尿検査が不可欠です。当院では迅速な診断を心がけています。

主な検査項目

  • 血糖値・・検査時の血液中の糖の濃度です。空腹時や食後の数値を測ります。
  • HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)・・過去1-2ヶ月間の血糖の平均的な状態を示す重要な指標です。
  • 尿検査・・尿糖の有無や、腎臓の合併症がないかを調べる尿タンパクをチェックします。
  • CT検査・・高度な画像検査により、膵臓の状態や内臓脂肪の蓄積具合、血管の動脈硬化の進行を詳しく調べます。

料金について(目安)

糖尿病の診療は基本的に保険診療となります。初診や再診、実施する検査内容によって異なりますが、一般的な自己負担額の目安を掲載します。

項目 3割負担の場合の目安
初診料・血液検査(血糖、HbA1c、一般項目) 約3,000円-4,500円
再診料・血液検査・管理料(月1回) 約2,000円-3,500円
CT検査(必要に応じて実施) 約5,000円-7,000円

※お薬が処方される場合は、別途調剤薬局での薬剤費が必要となります。

糖尿病についてのよくある質問

Q1. 甘いものを食べなければ糖尿病にはなりませんか?

A1. いいえ、そうとは限りません。甘いものの摂りすぎは原因の一つですが、ご飯やパンなどの炭水化物の過剰摂取、脂っこい食事、運動不足、遺伝的要因なども大きく関係します。全体の栄養バランスを整えることが大切です。

Q2. 一度お薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければなりませんか?

A2. 全員が一生飲み続けるわけではありません。食事や運動などの生活習慣を改善することで、血糖値が安定し、お薬の量を減らしたり、中止できたりする場合もあります。自己判断で中止せず、私たちと一緒に調整していきましょう。

Q3. 自覚症状がないのに治療が必要なのはなぜですか?

A3. 糖尿病の本当の怖さは、痛くもかゆくもない間に血管がボロボロになり、将来的に失明、人工透析、心筋梗塞、脳梗塞などの重大な合併症を引き起こすことにあります。これらを防ぐためには、無症状のうちからコントロールを行うことが不可欠です。

脳梗塞との関連については「脳梗塞の診断・治療」のページを参照してください。

院長より

マチカド総合クリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。院長の菅原誠太郎です。私はこれまで日本救急医学会の救急専門医として、多くの救急現場で治療にあたってきました。そこで痛感したのは、救急搬送されてくる脳梗塞や心筋梗塞の患者さんの多くが、実は背景に「放置された糖尿病」を抱えていたという事実です。「もう少し早くから治療を始めていれば、この事態は防げたかもしれない」という悔しい思いを何度もしてきました。

糖尿病の治療は、単に数字を下げるためのものではありません。10年後、20年後も、あなたが大切なご家族と一緒に笑って過ごせる「未来」を守るためのものです。当院は、川崎市麻生区片平の地域の皆様にとって、一番身近で頼れる「地域の救急」であり、同時に日々の健康を守るパートナーでありたいと考えています。土日祝日も夜21時まで診療しているのは、忙しい方でも治療を中断してほしくないという私たちの願いからです。

「健診で指摘されたけれど、どこに行けばいいかわからない」「家族が糖尿病なので心配」など、どんな些細なきっかけでも構いません。私たちは総合診療の強みを活かし、糖尿病はもちろん、それに伴う合併症のチェックまで幅広く対応します。まずは一度、栗平駅から徒歩9分の当院へ、安心してお越しください。あなたの人生に寄り添った診療を、スタッフ一同心がけてまいります。

健康診断については「健康診断・特定検診」のページもご覧ください。

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