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ヘルペス

川崎市麻生区の栗平駅から徒歩9分の場所に位置するマチカド総合クリニックでは、唇や口の周り、あるいは性器周辺などに不快なピリピリ感や水ぶくれが生じるヘルペスの診療に力を入れております。ヘルペスは一度感染するとウイルスが体内に潜伏し、疲れやストレスが溜まった際に再発を繰り返すという非常に厄介な特徴を持っています。当院では、内科、皮膚科、泌尿器科、小児科といった幅広い診療科をカバーし、さらにはCTなどの高度な画像検査機器を備えた総合診療の拠点として、患者さん一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提供いたします。土日祝日も診療を行い、平日は夜21時まで対応しておりますので、お仕事帰りや急な症状の変化でも安心してご相談いただけます。地域住民の皆さんが「どの科に行けばいいか分からない」と迷った際、最初に頼れる救急の窓口として、痛みを和らげ、早期の回復を目指すお手伝いをさせていただきます。駐車場も完備しており、お車での来院にも大変便利な立地ですので、再発を繰り返して悩んでいる方も、初めての症状で不安な方も、どうぞお気軽にご来院ください。

ヘルペスの症状について

ヘルペスの症状は、感染した部位や初めての感染か再発かによって大きく異なります。多くの場合、皮膚や粘膜に違和感が生じることから始まります。当院では、こうした初期のサインを見逃さず、迅速に対応することを大切にしています。

前駆症状(予兆)

水ぶくれが現れる数時間から数日前に、特定の部位がピリピリしたり、チクチクしたりする違和感が生じることがあります。ムズムズするような痒みや、熱感を伴うことも少なくありません。この段階で早期に治療を開始することが重症化を防ぐ鍵となります。

皮膚や粘膜の変化

違和感のあった場所に、赤みを持った小さな水ぶくれ(水疱)が集まって現れます。水ぶくれは初期には透明ですが、次第に濁り、数日経つと破れて潰瘍(皮膚が深く削れた状態)になることもあります。最後に「かさぶた」となって治癒していきますが、無理に剥がすと跡が残る可能性があるため注意が必要です。

全身症状

特に初めてヘルペスウイルスに感染した際(初感染)には、強い全身症状を伴うことがあります。高熱が出たり、リンパ節が腫れて痛んだりすることがあり、食事や水分を摂るのが困難になるほどの激痛を感じるケースも珍しくありません。当院では、救急科としての知見を活かし、脱水や重症化のリスクを迅速に判断いたします。

お子さんの発熱については「小児の発熱」のページを参照してください。

ヘルペスの原因について

ヘルペスの直接的な原因は、単純ヘルペスウイルス(HSV)への感染です。このウイルスにはいくつかの種類があり、それぞれ感染しやすい部位や特徴が異なります。

ウイルスによる直接的な感染

ヘルペスウイルスは、感染している人の水ぶくれの内容物、唾液、排泄物、あるいはウイルスが付着したタオルや食器などを介して、皮膚や粘膜のわずかな傷口から体内に侵入します。非常に感染力が強く、家族間やパートナー間での感染が多く見られるのが特徴です。

潜伏感染と再発のメカニズム

ヘルペスウイルスの最大の特徴は、一度治ったように見えても、ウイルスが体内の神経節(神経が集まっている場所)に一生住み着くという点です。これを「潜伏感染」と呼びます。普段は免疫によってウイルスの活動が抑えられていますが、以下のような状況になるとウイルスが再び活性化して表面に現れます。

  • 過度な疲労や肉体的ストレスが溜まっているとき
  • 精神的なストレスや心労を感じているとき
  • 風邪やインフルエンザなどで免疫力が低下したとき
  • 強い紫外線を浴びたとき
  • 加齢や病気の影響で抵抗力が落ちたとき

救急専門医の視点

当院の菅原誠太郎院長は日本救急医学会 救急専門医であり、急性疾患や感染症の初期対応に精通しております。ヘルペスそのものは命に関わることは稀ですが、稀にウイルスが脳や神経系に影響を及ぼし、脳炎などの深刻な状態を招く場合があります。私たちは、単なる皮膚症状としてだけでなく、全身の健康状態を総合的に判断し、適切な高度医療への橋渡しを含めた対応を行います。

ヘルペスの病気の種類について

「ヘルペス」という言葉は広い意味で使われますが、一般的には単純ヘルペスウイルスによる感染症を指します。当院では、それぞれの種類に応じた適切な診断を行っています。

口唇ヘルペス

主に顔面、特に唇の周りに症状が出るタイプです。風邪をひいた後に現れることが多いため「風邪の華」と呼ばれることもあります。一度かかると再発しやすく、大人から子供へのスキンシップを介して感染が広がることも多い疾患です。

性器ヘルペス

性器やその周辺に水ぶくれや潰瘍が生じます。初感染時は痛みが非常に強く、排尿が困難になることもあります。再発を繰り返すことが精神的な負担になりやすいため、当院ではプライバシーに配慮した診療を心がけています。

性的な接触による不安については「性病検査(自費診療)」のページを参照してください。

ヘルペス性歯肉口内炎

主に乳幼児が初めて単純ヘルペスウイルスに感染した際に見られる病気です。口の中に多数の口内炎ができ、歯ぐきが赤く腫れて出血することもあります。痛みで食事が摂れなくなるため、小さなお子さんの場合は脱水症状に注意が必要です。

お子さんの急な症状については「小児科」のページを参照してください。

カポジ水痘様発疹症

アトピー性皮膚炎などの湿疹がある場所に、ヘルペスウイルスが広範囲に感染して広がる重症の病態です。急速に水ぶくれが広がり、高熱が出ることもあるため、救急的な対応が必要となる場合があります。当院では、CTによる肺の確認など、必要に応じて全身状態のチェックを迅速に行います。

ヘルペスの治療法について

ヘルペスの治療において最も重要なのは、ウイルスが体内で増殖している初期段階で抗ウイルス薬を使用することです。当院では以下の治療を組み合わせて、症状の緩和と早期回復を図ります。

抗ウイルス薬の内服

ウイルスの増殖を抑える飲み薬が治療の中心です。発症からできるだけ早く、理想的には48時間以内に服用を開始することが期待されます。症状が重い場合や、頻繁に再発を繰り返す場合には、予防的に薬を飲み続ける治療法(再発抑制療法)を提案することもあります。

抗ウイルス薬の外用(塗り薬)

症状が軽い場合や、口唇ヘルペスの再発初期には、塗り薬を使用することもあります。内服薬に比べて全身への影響が少ないですが、効果は局所的なものに限定されます。

点滴治療

初感染で症状が非常に重い場合や、飲み薬の服用が困難な場合には、抗ウイルス薬の点滴を行うことがあります。救急体制を整えている当院では、重症度に応じた柔軟な対応が可能です。

対症療法

痛みが強い場合には鎮痛剤を、細菌の二次感染が疑われる場合には抗菌薬の処方を行うことがあります。また、水ぶくれが潰れた後の皮膚保護のために軟膏処置なども行います。

皮膚の症状全般については「皮膚科」のページを参照してください。

料金について

ヘルペスの治療は原則として健康保険が適用されます。初診料や再診料のほか、検査内容、お薬の処方日数によって自己負担額は変動します。下記は窓口負担(3割負担の場合)の目安です。

項目 自己負担目安(3割負担) 備考
初診・診察料 約1,000円 - 1,500円 処置内容等により前後します
抗ウイルス薬(内服) 約1,000円 - 3,000円 処方日数や薬の種類によります
検査料 約1,000円 - 2,000円 必要に応じて抗体検査等を実施

※お薬は院外処方となりますので、別途調剤薬局での費用がかかります。

ヘルペスについてのよくある質問

Q1. 家族にうつさないために気をつけることはありますか?

A1. 症状が出ている間は、ウイルスが排出されています。タオルの共有を避け、食器やグラスも使い回さないようにしましょう。特に水ぶくれに触れた後は、石鹸でしっかりと手を洗ってください。小さなお子さんや妊婦さんへの接触には特に注意が必要です。

Q2. 一度治っても、またすぐ再発するのはなぜですか?

A2. ウイルスが神経節に潜伏しているため、完全に体内から排除することができないからです。寝不足や過労、ストレスなどが重なると、眠っていたウイルスが再び暴れ出します。当院では生活習慣のアドバイスも通じて、再発しにくい体づくりをサポートします。

Q3. 帯状疱疹とはどう違うのですか?

A3. どちらもヘルペスウイルスの仲間ですが、原因となるウイルスの種類が異なります。ヘルペスは同じ場所に繰り返し出ることが多いのに対し、帯状疱疹は体の左右どちらか一方に帯状に広がり、一度かかると再発することは稀です。ただし、痛みの強さや治療法が似ている部分もあります。

帯状疱疹の詳しい情報については「帯状疱疹」のページを参照してください。

Q4. 市販の薬で治しても大丈夫ですか?

A4. 再発であることが確実な軽い口唇ヘルペスであれば、市販の塗り薬で対応できる場合もあります。しかし、初めての発症や範囲が広い場合、痛みが強い場合は、他の病気が隠れている可能性や重症化のリスクがあるため、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

院長より

マチカド総合クリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。院長の菅原誠太郎です。ヘルペスという病気は、単なる皮膚のトラブル以上に、繰り返す不快感や見た目の変化、そして「また出てくるのではないか」という不安を患者さんに与えるものです。私たちマチカド総合クリニックは、川崎市麻生区片平の地で、お子さんから高齢の方までご家族全員が安心して通えるファミリークリニックを目指しております。

私は日本救急医学会 救急専門医として、多くの急性疾患に対応してまいりました。その経験から、病気は「早期発見・早期治療」がいかに大切であるかを痛感しています。ヘルペスも例外ではなく、ピリピリした違和感の段階で適切なアプローチを行えば、症状を最小限に抑え、苦痛の期間を短縮することが期待できます。当院では複数の医師体制を整え、スムーズな診療フローによって、待ち時間の短縮にも努めております。

平日は夜21時まで、土日祝日も診療を行っているのは、お忙しい方でも我慢せずに受診していただきたいという思いがあるからです。「わざわざこれくらいで病院に行くのは……」とためらわず、まずは一度ご相談ください。皆様の地域のかかりつけ医として、丁寧な診察と心に寄り添う医療を追求し、一日も早い回復を全力でサポートいたします。

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