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コロナウィルス感染症

川崎市麻生区の片平エリアに位置するマチカド総合クリニックでは、コロナウィルス感染症(COVID-19)の疑いがある患者さんに対して、地域のかかりつけ医および救急医療の視点から迅速かつ適切な診療を行っています。栗平駅から徒歩9分の当院では、感染症対策を徹底した専用の診察室を完備しており、一般の患者さんと導線を分けることで、どなたでも安心して受診いただける体制を整えています。

私たちは、急な発熱や喉の痛みといった症状に不安を感じる方々に対し、日本救急医学会 救急専門医である院長のもと、的確な診断と治療を提供します。院内にはCT検査機器も完備しているため、肺炎の有無をその場で迅速に評価することが可能です。土日祝日も診療を行い、平日は夜21時まで対応しているため、お仕事帰りや休日にお子さんの体調が悪くなった際も、地域に根ざした「救急」の窓口として、幅広い世代の患者さんをサポートいたします。

コロナウィルス感染症の症状について

コロナウィルス感染症の症状は、風邪やインフルエンザと非常に似通っているのが特徴です。当院の診察でも、患者さんによって現れる症状の組み合わせや重症度は多岐にわたると感じています。主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

呼吸器に関する症状

最も多く見られるのが呼吸器系の症状です。喉の激しい痛み、鼻水、鼻詰まり、そして乾いた咳が続くことがあります。特に喉の痛みは、食事や水分を摂るのが困難なほど強く現れることも珍しくありません。症状が進行すると、息苦しさ(呼吸困難)を感じるようになります。

全身に現れる症状

発熱は代表的な症状の一つで、38度以上の高熱が出ることもあれば、微熱が数日間続くこともあります。これに伴い、強い倦怠感(だるさ)、筋肉痛、関節痛、頭痛などの全身症状が伴うことが多いです。何もしていないのに体が重く感じるような、独特の疲労感を訴える患者さんもいらっしゃいます。

消化器およびその他の症状

呼吸器以外の症状として、下痢や嘔吐、腹痛といった消化器症状が現れることがあります。また、以前ほど多くはありませんが、味覚や嗅覚の障害(食べ物の味がしない、臭いがわからない)が報告される場合もあります。さらに、結膜炎のような目の充血や、皮膚に発疹が出るケースも確認されています。

お子さんの場合は、大人に比べて熱が出やすい一方で、回復が早い傾向もあります。お子さんの急な体調不良については、当院の「小児の発熱」のページも併せて参照してください。

コロナウィルス感染症の原因について

コロナウィルス感染症は、SARS-CoV-2と呼ばれるウイルスによって引き起こされます。このウイルスは変異を繰り返す性質があり、その時々によって感染力や主な症状が微妙に変化することが知られています。感染の主な原因となる経路には、以下のパターンがあります。

飛沫感染

感染している人が咳やくしゃみ、会話をした際に飛び散る小さなしぶき(飛沫)を、近くにいる人が吸い込むことで感染します。特に、マスクをせずに至近距離で長時間会話をすることは、感染のリスク因子となります。

エアロゾル感染

飛沫よりもさらに微細な粒子が、空気中にしばらく浮遊し、それを吸い込むことで感染する経路です。換気が不十分な密閉された空間では、このエアロゾルによる感染リスクが高まるため、定期的な空気の入れ替えが重要です。

接触感染

ウイルスが付着したドアノブ、手すり、スイッチなどに触れた手で、自分の目や鼻、口を触ることでウイルスが体内に侵入します。公共の場での手指消毒や、帰宅時の手洗いが推奨されるのは、この接触感染を防ぐためです。

当院では、院内感染を防ぐために感染症診察室を一般診察室と完全に分離し、徹底した換気と消毒を行っています。急な体調不良の際も、安心してご来院いただける環境を整えています。詳細については「発熱」のページを確認してください。

コロナウィルス感染症の病気の種類について

一口にコロナウィルス感染症といっても、重症度や経過によっていくつかのパターンに分類されます。医療現場では、主に酸素飽和度や呼吸の状態をもとに、以下のように分類して適切な治療方針を決定しています。

軽症(自宅療養が可能な範囲)

呼吸器症状があっても、呼吸困難(息苦しさ)はなく、肺炎の所見が見られない状態です。多くの患者さんがこの軽症に該当し、解熱鎮痛剤などの対症療法を行いながら、自宅で安静に過ごすことで快方に向かいます。ただし、高齢者や持病がある方は慎重な経過観察が必要です。

中等症(入院を検討する段階)

中等症はさらに「中等症I」と「中等症II」に分けられます。

  • 中等症I・・息切れや、画像検査で肺炎の所見が認められるが、血液中の酸素濃度にはまだ余裕がある状態。
  • 中等症II・・酸素吸入が必要になる状態。呼吸不全が進んでおり、入院治療が強く推奨されます。

重症(高度な医療が必要な状態)

集中治療室(ICU)での管理や、人工呼吸器、ECMO(人工肺)などの高度な生命維持装置が必要になる状態です。多臓器不全を併発することもあり、命に関わる危険性が高い段階です。当院では救急専門医の視点から、こうした重症化の兆候を早期に見極め、必要に応じて高次医療機関へのスムーズな橋渡しを行います。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病をお持ちの方は、重症化のリスクが高いとされています。日頃からの管理については、当院の「生活習慣病について」のページも参考にしてください。

コロナウィルス感染症の治療法について

コロナウィルス感染症の治療は、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」の使用と、症状を和らげる「対症療法」の二段構えで行われます。当院では患者さんの症状やリスク、ご希望に合わせて最適な治療法を選択します。

抗ウイルス薬による治療

重症化リスクがある方や、症状が強い方には、飲み薬の抗ウイルス薬を処方することがあります。これらの薬は発症から数日以内に服用を開始することで、重症化を防ぎ、症状が続く期間を短縮する効果が期待できます。処方に際しては、併用注意の薬がないかなどを丁寧に確認します。

対症療法(症状を和らげる治療)

ウイルスそのものを叩く薬以外にも、現れている辛い症状を抑える薬を使用します。具体的には、以下のような薬が中心となります。

  • 解熱鎮痛剤・・熱を下げ、頭痛や喉の痛みを緩和します。
  • 鎮咳薬(咳止め)・・激しい咳を鎮め、夜の睡眠を助けます。
  • 去痰薬・・絡みついた痰を出しやすくし、喉の不快感を改善します。

点滴治療や酸素療法

脱水症状が見られる場合は点滴を行い、呼吸が苦しい場合には酸素吸入が必要になります。当院ではCT検査を活用し、肺の状態を迅速に確認した上で、入院加療が必要な予後(病気の今後の見通し)が懸念される場合には、適切な病院をご紹介します。胸の痛みが気になる場合は、「胸痛」のページもご覧ください。

コロナウィルス感染症についてのよくある質問

Q1. 症状が出てからいつ検査を受けるのが良いですか?

A1. 発症直後(熱が出た直後など)は、ウイルス量が足りずに検査で陽性とならない(偽陰性)ことがあります。目安として、症状が出てから12時間から24時間ほど経過してから検査を受けると、より確実な判断に繋がりやすいと考えられます。ただし、息苦しさやぐったりしているなどの強い症状がある場合は、時間を置かずにすぐにご相談ください。

Q2. 周囲の人にうつさない期間はどれくらいですか?

A2. 一般的には、発症前日から発症後7日から10日間程度は、他人に感染させる可能性があるとされています。特に発症後5日間は感染力が非常に強いため、外出を控えることが推奨されます。10日間が経過するまでは、不織布マスクを着用し、高齢者などのリスクが高い方との接触を避けるなどの配慮をしましょう。

Q3. コロナとインフルエンザを同時に検査できますか?

A3. はい、当院では一つの綿棒でコロナとインフルエンザを同時に判定できる同時検査キットを採用しています。症状が似ているため、両方の可能性を考慮して検査を行うことが一般的です。インフルエンザに関する詳細は、「インフルエンザ」のページを参照してください。

Q4. 検査費用はどれくらいかかりますか?

A4. 公費負担制度が終了したため、現在は通常の保険診療(1割から3割負担)となります。診察料、検査料、処方箋料などがかかります。具体的な金額は、実施する検査の種類や処方される薬の内容によって異なりますが、3割負担の方で数千円程度が目安となります。お薬代は別途薬局で発生します。

Q5. 自宅療養中に気をつけることはありますか?

A5. まずは安静と十分な水分補給が基本です。同居家族がいる場合は、食事や寝室を分け、共有部分(トイレや洗面所)の消毒をこまめに行ってください。脈拍が異常に速い、呼吸が苦しい、意識がぼんやりするといった症状が出た場合は、迷わず当院や救急窓口へ連絡してください。意識の状態については、「意識がぼんやりしている」のページも確認してください。

院長より

マチカド総合クリニックの院長、菅原誠太郎です。私は日本救急医学会 救急専門医として、これまで多くの急性疾患や感染症の現場に立ち会ってきました。コロナウィルス感染症は、多くの場合は軽症で経過しますが、時として急激に悪化するケースがあることを私たちは臨床の現場で目の当たりにしています。

当院の強みは、地域に根ざした「プライマリーケアの拠点」でありながら、救急の視点を持って迅速な判断ができる体制にあります。院内に導入しているCTは、肺炎の兆候を早期に発見するための強力なツールです。レントゲンだけでは見逃されがちな小さな影も、CTであればより詳細に把握でき、重症化を未然に防ぐための適切なアプローチが可能になります。

「熱が出たけれど、どこの病院に行けばいいかわからない」「感染対策が心配で受診をためらっている」という方もいらっしゃるかもしれません。川崎市麻生区の栗平駅からほど近い当院では、お車での来院もしやすいよう駐車場を完備し、発熱患者さん専用の診察室を設けています。私たちは、地域の皆さんが不安な時に一番に頼れる「マチカド」のような存在でありたいと考えています。土日祝日や夜間も、可能な限り皆さんの健康を守るために扉を開けておりますので、体調に異変を感じたら、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。

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